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経済

平昌五輪で第5世代移動体通信の試験サービスを行った「KT」

#韓国技あり企業 l 2018-03-05

きょうはご紹介した企業は、韓国最大の通信会社、「KT」です。
「KT」は、平昌オリンピックで、世界で最初に通信速度がLTE=ロングターム・エボリューションに比べて20倍速い第5世代移動体通信の試験サービスを行い、注目を集めました。



決定的シーンを100台のカメラで撮影した後、複数の方向から分割して多角的に見ることができるようにする「タイムスライス」、個々の選手をリアルタイムで追跡し、競技中の姿を捉え、ライブ映像をストリーミングする「オムニビュー」など、第5世代移動体通信のネットワークを活用した臨場感あふれるメディアサービスを提供しました。
「KT」は、2015年に三星電子やインテルなどのグローバル企業とともに「平昌第5世代移動体通信規格」を定め、技術や機器の開発に取り組んできました。平昌オリンピックで完璧な通信・放送中継サービスをサポートするために通信インフラを整備し、大会期間中は1000人を超えるネットワーク専門家を投入して現場での対応に当たりました。その結果、2020年に導入されると予想されていた第5世代移動体通信サービスをことし、世界で初めて披露する成果をあげました。
1885年に韓国で最初の電信事業機関、「漢城(ハンソン)電報総局」としてスターとした「KT」は、設立以来、130年あまりにわたって、韓国の情報通信技術を牽引してきました。これまで蓄積してきた技術力をもとに、平昌冬季オリンピックで存在感をアピールした「KT」は、これを土台に第5世代移動体通信サービスの商品化に向けて本格的に取り組み、世界の第4次産業革命をリードしていきたいとしています。


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