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経済

歩行支援ロボットを開発・製造する「SGロボティクス」

#韓国技あり企業 l 2018-03-19

きょうご紹介した企業は、ソウル市麻浦区にあるスタートアップ企業、「SGロボティクス」です。
「SGロボティクス」は、西江大学のロボットシステム制御研究室からスタートした企業で、2017年2月に設立され、体の不自由な人や高齢者の歩行をアシストする歩行支援ロボットを開発・製造しています。



「SGロボティクス」が開発した下半身麻痺者用の歩行アシスト・ロボット「ウォークオン」は、装着者の体に密着する膝、足、足首の補装具からなり、複数の小型モーターで関節を動かす仕組みです。平地での歩行はもちろん、階段や傾斜路を上ったり、飛び石を渡ったりすることも可能です。重量は30キロ程度で、連続で4時間くらい使えます。スイッチが取り付けられた特殊な杖で制御するようになっています。
「ウォークオン」は、2016年にロボット技術などを含む高度な補助機器を装着した障害者スポーツ選手たちが競う世界選手権「サイバスロン」に参加し、下半身が完全に麻痺した人がロボットを装着して歩く競技で3位となっています。
「SGロボティクス」は去年、新しいロボット「エンジェルレッグス」を披露しました。下半身の片麻痺の人や高齢者向けの軽いウェアラブルロボットで、装着者の意志に従って動作を補助します。
「エンジェルレッグス」は、来年上半期の発売を目指し、改良作業が行われています。
「SGロボティクス」は、子ども用の補助ロボット、労働者の作業をサポートするロボットなど、「人間のための科学」、「人間のためのロボット」を実現することを目指しています。



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