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文化

韓国で開かれた世界ビーボーイの祭典「R16コリア」

2012-07-17



7月8日、ソウル松坡区(ソンパグ)オリンピック公園内にあるオリンピックホールで「R16コリア、2012世界ビーボーイ・マスターズ・チャンピオンシップ」の決勝戦が開かれました。

2007年にスタートし、今年で6年目を迎える「R16コリア、世界ビーボーイ・マスターズ・チャンピオンシップ」。韓国のビーボーイの実力が世界的に認められる中、このビーボーイ大会は、ビーボーイのワールドカップとも呼ばれるドイツの「battle of the year」、アメリカの「red bull bc one」、イギリスの「UK B-boy Championship」など 世界的に知られるビーボーイメジャー大会とともに、世界を代表するビーボーイ・フェスティバルの一つと評価されています。



R16コリアのRは“尊重”を意味する英語「Respect」のR。韓国で開かれるビーボーイ大会は互いの実力を認め合い、尊重し合い、楽しみ合うビーボーイの祭典なのです。 第1回R16コリアが開かれた時は、まだ知らない人が多く、世界各国から16のチームを招待して行われました。そして6年目を迎えた今年、R16コリアは世界各国で開かれる予選大会を経て参加するほど人気を集めています。4月から6月にかけて世界16ヵ国で開かれた2012年R16コリアの予選大会には4500人のビーボーイが参加、このうち16のチームが最終ラウンドに進出しました。



R16世界大会は世界の若者が韓国で開かれるイベントに参加することで、韓国の文化に触れ、より広く理解してもらうためのイベントです。R16コリアが世界的に注目されるビーボーイ大会になると、見ごたえのあるイベントも増えました。世界最高の実力を誇るビーボーイたちの華麗なダンスバトルはもちろん、K-POP公演やフリーパーティなど、韓国を訪れた若いビーボーイたちを一つにする楽しいイベントが繰り広げられました。今年のR16コリアで一番人気を集めたイベントは本選大会前日に開かれたフリーパーティ。世界最高のビーボーイを間近に見ることができるため、大勢のファンがつめかけました。



世界16ヵ国から参加した16のチームが韓国で開かれた最終予選に参加し、そのうち韓国、アメリカ、カザフスタン、中国など4つのチームが準決勝に進出しました。そして決勝戦に進んだのはアメリカの「マッシブ・モンキーズ」とカザフスタンの「シンプル・システム」でした。決勝戦では2つのチームによる15分ずつのダンスバトルが繰り広げられます。世界を代表するチームの対決とあって、舞台ではダイナミックな技とダンスが繰り広げられました。今年の優勝チームはアメリカのマッシブ・モンキーズでした。しかし勝敗よりも大事なのは世界大会に進出するまでの努力の過程なのです。

予選と本選合わせて2ヶ月あまりにわたって繰り広げられたビーボーイたちの祭典、R16コリアは終わりました。韓国で開かれるR16コリアは、今、ビーボーイだけの祭りではなく、世界の文化フェスティバルとして成長する可能性を秘めているイベントとして注目されています。

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