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経済

インドの家電市場で韓国メーカーが独走

#今週の経済の焦点 l 2008-10-14

世界的に金融不安が高まっている中、インドでは、韓国メーカーの家電製品が、大きな人気を集めており、多くの製品で韓国メーカーがシェア1位を占めています。市場調査機関のGFKによりますと、2008上半期のインド市場で、LG電子がブラウン管を含むテレビ全体(25.1%)、冷蔵庫(25.6%)、エアコン(23.1%)、洗濯機(25.4%)、電子レンジ(32.1%)などで1位でした。サムソン電子はブラウン管を除くテレビ(25.9%)で1位、特にLCDでは上半期39.4%のシェアを占めたことがわかりました。
韓国メーカーが人気の理由は、インド市場でのブランドイメージが高いことが挙げられます。LG電子は、インドのメディア、CNBCとACニールセンが調査したテレビ、オーディオ、DVD、白物家電で最優秀ブランドに選ばれました。これは、早くから進出し、現地密着のマーケティングが功を奏したと考えられます。一方、サムソン電子も製品の多言語対応などに力を入れています。
インド全体のカラーテレビ市場は、今年1250万台で210億ドル程度になり、2011年まで年平均23%の成長が見込まれています。 LCDとPDPは、今年53億ドルから2010年に190億ドル程度に拡大すると予想されます。
インドの経済成長はグローバルな金融危機の中で多少鈍化することも考えられますが、占めているポジションにより、今後もインドに向けた輸出が伸びていくことが期待されます。また、経済協定CEPAが合意されており、発効すれば製造業の輸出にもプラスの効果が期待され、インドの経済も活性化し、経常収支の安定や輸出の落ち込みを止めるのに寄与するものとみられます。




照明メーカー、クムホ電機

1935年に創業したクムホ電機は1963年、韓国の照明メーカーとして初めて白熱電球でKSマーク(韓国産業規格)を取得したのをはじめ、2年前、効率がよく、寿命が長い無電極蛍光ランプを開発しました。
90年代末の通貨危機などで存続の危機に見舞われましたが、高い技術力で克服し、2000年代には、市場が徐々に拡大している無電極ランプを発売してアメリカにも輸出しています。 さらに性能の良い新たな製品として熱陰極蛍光ランプ、ルクスを開発しました。
www.khe.co.kr

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