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経済

総合株価指数1000ポイント割れが韓国経済に与える影響

#今週の経済の焦点 l 2008-10-28

アメリカ発の金融危機が世界中に広がっている中、先週24日、韓国総合株価指数、KOSPIは、終値で938.75ポイントと、1000ポイントを割り込みました。KOSPI指数が1000ポイントを下回ったのは3年4ヶ月ぶりのことです。去年10月から今年9月までの株価下落率は、29.9%でしたが、10月の1ヶ月間だけで35.2%と韓国の株価は大きく落ち込んでいます。
その理由としては、外国人投資家の現金化や、輸出依存度が高い(2007年61.3%)など、悲観的なレポートが出されたことなどが挙げられます。ただし、2009年の経済成長率は3-4%と予想されており、来年は世界経済の中では堅調に推移することが予想されます。外貨準備高は世界6位であり、短期外債が外貨準備に占める割合は72.6%(2008.8)と、先進国に比べて良好で、短期市場の変動の影響を韓国は外貨準備でカバーできる水準です。今後は、自動車、電機、電子業界は、ウォン安により輸出が拡大する見通しです。
政府は、正確な情報発信や銀行への対外債務保証、流動性供給の拡大を行っており、金融危機の波及をおさえるため、日本、中国、アセアンなどと協力する動きや、中小企業のために金利引き下げや資金援助、国内への影響を防ぐため景気拡大策などを行っています。今後は年金基金などによる株への長期投資が増える見通しです。




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1993年に設立され、1998年に業界トップとなったハナツアーは、2000年に旅行会社として初めてコスダックに上場しました。売り上げが95%減少した通貨危機の際もリストラをせずに乗り切り、危機の度に体質を強化してきました。最近は、社内ベンチャー制度を導入し、 旅行商品オンラインショッピングを開始するなど、不況の中でも積極的に挑戦し、成長を続けて世界的な旅行会社を目指しています。
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