きょうご紹介した企業は、京畿道(キョンギド)にある中小企業で、鼻挿入型マスクを手がける「サムジョン・インターナショナル」です。
ノスクは、鼻に挿入するフィルタ型のマスクで、3重構造になっている特殊高性能フィルターと透明クリップからなり、花粉、ほこり、アレルギー物質、大気汚染物質を遮断します。
２つのフィルタがつながっている「ノスク」を鼻に挿入すると、息を吸い込むときにフィルターが広がって、ほこりの吸入を防ぎ、また、息を吐くときは、フィルターが閉じて、楽に呼吸することができます。



「ノスク」は、微小粒子状物質＝PM2.5を96％以上ろ過する優れた製品で、アメリカ、ドイツ、スイスの国際発明展示会で金メダルを獲得したほか、国際発明協会から勲章を受章しています。
「ノスク」は、世界各国に輸出されていて、全体の売上の98％が海外です。
大気汚染の悪化に伴って「ノスク」の需要は、今後も拡大することが見込まれ、「サムジョン・インターナショナル」は、今年、去年の１０倍まで売り上げを伸ばすことを目標としています。