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経済

バイオ化粧品を手掛ける「ネクスジェン・バイオテック」

#韓国技あり企業 l 2016-12-05

きょうご紹介した企業は、京畿道(キョンギド)義王(イワン)市にある中小企業で、バイオテクノロジーを化粧品に取り入れた「ネックスジェン・バイオテック」です。
「ネックスジェン・バイオテック」は1999年11月に設立されたバイオテクノロジーのベンチャー企業です。イ・ソンギョ代表を中心に、分子生物学、植物工学を勉強した人たちが集まって作った企業です。
主力製品は、アンチエイジング化粧品です。特に、クモ糸タンパク質やクモ毒タンパク質などを遺伝工学的に大量生産しています。



「ネックスジェン・バイオテック」の製品の特徴は、防腐剤や植物エキスを排除した滅菌製品であることです。毒性物質に近い防腐剤は一切使いません。未知の成分が存在する植物も使用しません。その代わりに、ヒトの細胞に似た人工細胞培養液、すなわち、細胞の成長に必要なアミノ酸、ミネラル、ビタミンなどをバイオ技術で開発しました。これに、細胞そのものの再生力をよみがえらせる成長因子タンパク質を自社内で生産して加えることによって、多様な機能性を備えた化粧品を作っています。



「ネックスジェン・バイオテック」の強みは、化粧品の原料として使うことができる新素材をたくさん持っていることです。様々なアイデアをもとに、70種類以上のタンパク質を独自に開発し、化粧品の素材として活用しています。どれも市場からの評価が高く、中国、東南アジア、ヨーロッパ、アメリカなどに輸出しています。
最近では、皮膚細胞の増殖と抗酸化に効果があるサソリ毒タンパク質の大量生産にも成功しました。単に新しい原料を開発する能力にとどまらず、開発した原料を大量に生産するノウハウを持っているため、多様な原料をいくらでも市場に提供できるというのが大きな力です。

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