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ライフスタイル

カカオストーリー

2012-04-04

玄海灘に立つ虹

カカオストーリー
無料モバイルメッセンジャー「カカオトーク」を運営する「カカオ」が、3月20日、新たなソーシャルネットワークサービス「カカオストーリー」を立ち上げました。アクセスが殺到して一時はダウンロードが困難になるなど、大きな反響を呼んでいます。
「カカオトーク」といえば、4,000万人の加入者を誇るメッセンジャーシステムで、昨年はスマートフォンのアプリケーションダウンロード数で圧倒的な1位となりました。この「カカオトーク」と連動して作られたのが「カカオストーリー」。写真を共有することができるのが特徴です。とは言っても、「Facebook」のようにメールアドレスや友だちとのつながりで交流を広げていくようなものではなく、電話番号やIDを手がかりに友だちを見つけるシステムになっています。また、「カカオトーク」と連動しているので、IDだけでつながっている人とも友だちになれます。
機能自体は「Facebook」と似通っているところが多く、近況を写真でUPすると、それに友だちがコメントをつけるようになっています。また、写真に重点を置いているため、写真を好きな雰囲気に演出することも可能です。そして、「Facebook」ほど自分のプロフィールを書き込む場所もないので、適度な情報公開で手軽にできるというのがポイントです。
これらの利便性がすぐさま話題になったこともあり、立ち上げの日に200万人がダウンロード。8日後には会員が1,000万人を突破しました。しかし、会員が多くなればなるほど、さまざまな問題も浮き上がってきています。まずは、「カカオトーク」でつながっている友だちから招待メッセージが次々に送られてくること。「カカオストーリー」を始める考えのない人にとっては煩わしい話です。それから、急激な利用者の増加により、速度が落ちたりつながりにくかったりしていること。そして、一時的なブームになる可能性がまだ十分に残っていることです。韓国では以前、「Cyworld」がSNSの主流でした。しかし、その後、「Twitter」や「Facebook」など次々とコミュニケーションツールが増え、「カカオストーリー」はそれに遅れをとって登場することになったわけですから、利用者もまだどのツールが自分のスタイルに合っているのか判断しかねている状態です。コミュニケーションツールが増えると、どれも散漫になってしまうのは、仕方のないことなのでしょう。

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