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ライフスタイル

韓国のタクワン

2016-01-04

韓国のタクワン
韓国人にとって漬物と言えば、それはもちろんキムチです。しかしキムチ以外にも食卓に登場する漬物にタクワンがあります。タクワンが登場するのはキムパブ(海苔巻き)を食べに行った時、うどんを食べに行った時、中華料理店に行った時、コンビニで弁当を買った時というように、けっこういつでもどこでも軽いおかず、箸休めとして出てきます。でもその食べ方、日本とはちょっとだけ違います。それでは今日もまずは留学生の山田君とお友達の金さんの会話からです。

金さん 学校も冬休み、日本からお友達が遊びに来たんですって。
山田君 ええ。それが僕もすっかり韓国に染まったらしくって、日本から来た友人に驚かれましたよ。
金さん 何に驚かれたんですか? 辛いキムチをパクパク食べたの?
山田君 そうじゃなくて。タクワンにお酢をかけたら、友人が目を丸くしてました。


韓国のタクワン、まあ食堂ででてくるのはほとんどが中国製だとは思いますが、そのタクワン。日本のものに比べればその塩辛さは少ないと思います。色も薄い黄色大きさも結構大きめです。
料理と一緒にけっこうパクパクと食べるのですが、食堂のテーブルの上にはお酢と唐辛子粉、醤油などが調味料として置かれています。この中のお酢をタクワンにかけて食べます。
ただし、このお酢も日本のものに比べればだいぶ酸っぱさが少ないと言えます。とはいえ、お酢はお酢です。それをなぜかタクワンにかけて食べるのが韓国式です。
たぶんタクワンの塩辛さにお酢をかけることで、うまみが増すのではないでしょうか。
ということで韓国マナー、韓国の食堂でキムチと一緒に出てくるタクワン。韓国ではタクワンを食べるときには、お酢をかけて食べるのが一般的です。酢をかけることでタクワンの塩辛さが抑えられるのでしょうか? 食堂で隣の人がタクワンに何かかけていたら、それはお酢だと思って間違いありません。チャンスがあればぜひ一度、タクワンにお酢をかけて食べてみてください。韓国式です。

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