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ライフスタイル

韓国式おでんの食べ方

2016-01-25

韓国式おでんの食べ方
鍋物の美味しい季節です。そして鍋と言えばおでんと言う方も多いと思います。韓国にもおでんはあります。冬の屋台でフーフー言いながら食べる熱々のおでんは本当に美味しいものです。しかし日本のものとは形も食べ方も違います。
それでは今日もまずは留学生の山田君とお友達の金さんの会話からです。

金さん 寒いわねえ、山田君、授業の後で学校の前の屋台でおでんでも食べて行かない?
山田君 いいですねえ。でも韓国のおでん、どうもボクにはいま一つ馴染めないことがあるんです。
金さん 何ですか? 日本と具が違うからですか? ハンペンやガンモドキは
    ないものねえ。
山田君 まあそれもあるんですが、僕はどうもあのフランクフルトソーセージみたいに細長い串に刺してあるのがどうも…


韓国の屋台で売っているおでんはどれもちょうどフランクフルトソーセージのように細長い串に突き刺さって汁の中に入っています。そして食べる人はその串を持って取り出して食べます。また食べるときに、専用の醤油ソースにつけて食べるのも韓国式です。
料金は食べ終わった後に、その串の数を見て計算します。1本500ウォンで3本食べたら1500ウォンと言う具合です。ちょうど回転寿司でお皿の数を数えて計算するのと同じことです。
そしてもう一つ、韓国式のおでんの食べ方の違いはおでんのスープは無料だということです。何のことかというと、大部分の屋台ではおでんのほかにトックポッキとかキムパブ(海苔巻き)も売っています。このトックポッキやキムパブを食べる人もおでんのスープは自由に自分で勝手に紙コップに注いで飲んでよいのです。
もちろんおでんを食べる人も飲むのは自由です。韓国の場合、おでんはおでんで串をもって食べますが、スープは紙コップに入れて飲みます。おでんの汁を紙コップというのも日本の方には抵抗があるかもしれませんね。
またおでんの種類が屋台ではこの串刺しのもの一つというのも、日本と違う点です。さらにもっと面白いのは韓国語にも「おでん」ということばがあり、同じように発音しますが、このときのおでん、日本と同じおでんのこともあれば練り物全体、たとえばさつま揚げなども含めておでんと呼ぶこともあります。
ということで韓国マナー、韓国では屋台のおでんは串刺しになっており、串ごと鍋から取り出し食べます。そしてスープは別に紙コップなどに入れて飲みます。料金は食べ終わった後、串の数を数えて計算し、スープは飲み放題。同じ屋台で他のメニューを頼んでもおでんのスープはご自由にどうぞです。

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