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政治

福島第一原発の水漏れ 政府「放射線量の値に注目すべき変化ない」

Write: 2024-02-09 15:27:55

福島第一原発の水漏れ 政府「放射線量の値に注目すべき変化ない」

Photo : YONHAP News

東京電力福島第一原発の浄化装置から放射性物質を含む汚染水が漏れ出たことについて、韓国政府は、日本政府とIAEA=国際原子力機関からそれぞれ当日の7日に連絡を受けていて、環境中の放射性物質の値にも特に注目すべき変化はないと説明しました。

韓国原子力安全委員会の金成圭(キム・ソンギュ)放射線防災局長は8日、「水漏れは、ALPS=多核種除去設備の浄化段階より前の段階で発生したもので、汚染処理水の放出とは直接の関連はないが、日本とIAEA側それぞれを通じて情報を共有した」と述べました。

そのあと、モニタリングを強化したところ、環境中の放射線量の値に注目すべき変化はなかったとしています。

東京電力によりますと、福島第一原発で7日、汚染水から放射性セシウムを吸着する装置の配管の排出口から水漏れが見つかり、220億ベクレルの放射性物質を含む水およそ5.5トンが漏れ出たと試算されています。

東京電力は、8日午後から、漏れ出た水がしみ込んだとみられる土の回収作業を行っています。

福島第一原発は、去年に続いてことしも4月から7回にわたって5万4000トン余りの汚染処理水の海洋放出を行う計画です。

韓国政府は、海洋放出が韓半島の周辺海域に与える影響を踏まえ、去年、福島第一原発の汚染水浄化施設を視察しているほか、海洋放出について、日本政府と定期的に協議を行っています。

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