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政治

尹大統領が独立運動記念日に演説 「韓日は共に歩んでいる」

Write: 2024-03-01 14:10:47

尹大統領が独立運動記念日に演説 「韓日は共に歩んでいる」

Photo : KBS News

日本による植民地支配に抵抗して1919年に起きた独立運動「三・一運動」から105年を迎えた1日、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領はソウル市内で開かれた記念式典で演説し、韓日関係について、「今はつらい過去を乗り越えて、新しい世界に向けて共に歩んでいる」と述べ、未来志向の関係を強調しました。

演説のなかで、尹大統領は、日本による植民地支配に抵抗して1919年3月1日に発表された独立宣言書について、「日本に対し、われわれの独立が両国ともに豊かに暮らす道であり、理解と共感に基づき新しい世界を開こうと求めた」と説明し、現在の韓日両国は、「つらい過去を乗り越えて、新しい世界に向けて共に歩んでいる」と述べました。

また、「日本は、自由、人権、法治の価値を共有し、世界の平和と繁栄のために協力するパートナーとなった」としたうえで、北韓の核とミサイルの脅威に対する韓日両国の安全保障協力がさらに強固になったとして、2025年に韓日の国交正常化60年を迎えるのを機に、「より生産的で建設的な両国関係」をめざすと強調しました。

尹大統領は、さらに、「105年前のきょう、われわれの祖先は韓国が独立国であることと、民衆がその主人であることを宣言した」として、全ての独立運動が正当な評価を受けるべきとの認識を示しました。

記念式典には、尹大統領をはじめ、独立運動に貢献した「有功者」や遺族など1200人あまりが出席し、100年前に使われた独立宣言を朗読したほか、5人の有功者の遺族に勲章が授与されました。

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