北韓の金桂冠外務次官は、今月１１日から４日間、北韓を訪れたアメリカ下院のカート・ウェルドン共和党議員らの下院議員団に対して、北韓が核兵器の保有国であることを宣言しました。アメリカの自由アジア放送が伝えたところによりますと、カート・ウェルドン下院議員は、北韓の訪問結果を説明する討論会で、「金桂冠外務次官自ら北韓は核兵器保有国であることを認めた。しかしそれは防御用であり、北韓は核兵器を永遠に保有するつもりはないと話していた」ということです。また権力序列２位の金永南（キムヨンナム）最高人民会議常任委員長は、アメリカ下院議員団に対して、「北韓は、インドやパキスタンの例から、核兵器を保有してこそ外部からの攻撃を防ぐことができることを知った」と述べたと、自由アジア放送は伝えました。