中国との次官級戦略対話に臨むため18日から北京を訪れている北韓の金桂冠(キム・ゲグァン)第1外務次官は、21日、中国の楊潔チ(ようけつち)国務委員や、王毅(おうき)外相と会って、非核化に向けた対話の意思を改めて強調したもようです。
中国外務省が22日、ホームページで明らかにしたところによりますと、北韓の金桂冠第1外務次官はこれらの会談で、「北韓は、韓半島の緊張緩和を希望しており、核問題の解決に向けて、中国が議長を務める6か国協議を含むあらゆる形態の対話を歓迎する」と述べ、対話への強い意欲を示したということです。
これに対して楊潔チ国務委員は、「6か国協議の早期再開が重要だ」と応じたということです。
金桂冠第1外務次官は、22日、北韓に帰国する予定です。