陰暦4月8日の「釈迦誕生日」が今年は5月25日に当たり、韓国では国民の祝日となりますが、ソウル市内のお寺周辺では16日から提燈行列など様々なイベントが繰り広げられます。
ソウル市が16日、発表したところによりますと、16日午後4時から、光化門広場では、韓国最大の仏教宗派・大韓仏教「曹渓宗」が主催する燃灯会(ねんとうえ)が開かれ、続いて、午後6時から、ソウルの中心部を練り歩く仏教信者の提燈行列が行われます。
燃灯会(ねんとうえ)は、明かりを灯して仏に福を祈る韓国の法会で、新羅時代に始まり、高麗時代を通じて重要な年中行事とされ、重要無形文化財122号に指定されています。
また、17日は、曹渓(チョゲ)寺と、仁寺(インサ)洞一帯で、釈迦誕生を祝う様々な伝統公演が行われます。