先月30日に小笠原諸島西方沖でマグニチュード8.1の地震が発生しましたが、韓国の釜山でも揺れが感じられました。
釜山消防安全本部が31日に明らかにしたところによりますと、小笠原諸島で地震が発生した直後、揺れを感じたとして地震ではないかとの問い合わせが200件ほどあったということです。
釜山中心部の高層ビルでは3~5秒間揺れが感じられ、高層部のレストランにいた人たちが驚いて退避するなどしましたが、けが人はいませんでした。
釜山地方気象庁は、高層ビルにいた人たちから揺れを感じたとする問い合わせがあったものの、公式には地震は感知されなかったとしています。
気象庁は、釜山で感じられた揺れは小笠原諸島で発生した地震の影響だと説明しています。