去年結婚したカップルのうち、国際結婚は100組のうち8組で、4年連続して減少していることがわかりました。
統計庁が19日まとめたところによりますと、去年の国際結婚の件数は、2万4300件で、おととしに比べて9.5%減少しました。
これは、全体の婚姻件数の8.0%で、2010年以降、4年連続の減少となっています。
また、結婚したカップルで男女の年齢差が10歳以上離れたカップルは、37.5%で、1年前に比べて4.2%減りました。
また、韓国人男性と外国人女性の結婚が63.6%、韓国人女性と外国人男性の結婚は24.1%となっています。
韓国人男性と結婚した外国人女性の国籍は、中国、ベトナム、日本の順で、韓国人女性と結婚した外国人男性の国籍は、中国、アメリカ、日本の順でした。
国際結婚による、いわゆる多文化家庭の出生児数は、去年2万1100人あまりで、おととしより0.5%減りました。
統計庁は、去年4月から、結婚ビザの発行で、韓国人と結婚する外国人の語学能力を求めるなど、審査の基準を大幅に強化したことが、国際結婚の減少につながっていると説明しています。