メニューへ 本文へ
Go Top

社会

ソウル交通公社 「地下鉄から美容整形の広告なくす」

Write: 2017-11-28 09:49:26Update: 2017-11-28 09:49:26

ソウル交通公社 「地下鉄から美容整形の広告なくす」

2022年には、ソウルの地下鉄で美容整形の広告を目にすることができなくなりそうです。
ソウル交通公社は27日、地下鉄広告の革新案を発表しました。
それによりますと、美容整形の広告が「外見重視」の風潮をあおり、女性の身体への差別的視線を助長するという批判が出ていることから、ソウル交通公社は、地下鉄駅や列車内の美容整形の広告を段階的に減らし、2022年にはゼロにするということです。
これまで、ソウル地下鉄1号線から4号線までの広告については、1182件の意見が寄せられていて、このうちの91%が美容整形や女性関連の広告についてのものでした。
また、ソウル交通公社は、地下鉄の広告の数も、いまより15%削減する方針です。
去年末の時点で、ソウル地下鉄1号線から8号線までの広告数は、合わせて14万2785件で、去年の年間の広告収入は、445億ウォンに上りました。
商業広告のない駅も、ことしの10か所から2022年までに40か所に増やしていきます。
また、ホームドアや待合室の広告について、文化・芸術関連の広告を大幅に増やすことにしました。
ソウル交通公社は、「地下鉄は、1日平均800万人が利用する公共の場所だ。地下鉄の商業広告を果敢に減らすことで、公益性を向上させる」と説明しています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >