台風25号が通過した韓国では、2人が死亡し、1人の行方がわからなくなっています。
大型の台風25号は6日午前10時前に韓国南部に上陸、その後、東の海に向けて通過しました。
首都圏の京畿道広州市と南東部の慶尚北道盈德郡で、それぞれ60代と80代の男性が増水した川に流されて死亡、南東部慶尚北道浦項市では70代の男性が増水した川に落ちて、行方がわからなくなっています。
中央災害安全対策本部によりますと、全国で1326棟の住宅が浸水、6万1000世帯余りが停電になりましたが、停電は7日までにすべて復旧しました。
この日は強風などの影響で、空の便370便余りが欠航しました。
台風は通過しましたが、中央災害安全対策本部は引き続き土砂災害などに警戒するよう呼びかける一方、被害の把握と復旧に努めています。