音楽やドラマなどいわゆる「韓流」文化を世界に発信する民間の取り組みを後押しする政府レベルの担当組織が新たに設けられることになりました。
文化体育観光部によりますと、韓流支援業務を総括する「韓流支援協力課」の新設を柱とする「文化体育観光部とその所属機関の職制施行規則改正令」を9日に公布し、施行するということです。
新設される組織は、韓流に関する現況を体系的に調査し、官民の協力を通じて支援計画をまとめ、執行する政府レベルの担当組織となります。
「韓流支援協力課」は、これまで文化体育観光部の内外に散らばっていた韓流振興業務を総括し、民間主導の活動を支援することになります。
主な業務は、韓流支援計画の策定をはじめ、韓流の市場調査・研究、関連商品の開発や輸出への支援、文化交流事業の推進などです。
文化体育観光部は、「韓国のコンテンツの力が、関連産業の成長や韓国文化の拡大につながるよう支援する方針だ」と話しています。