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社会

新型コロナ重症患者への肺移植 韓国で初めて成功

Write: 2020-07-02 11:57:35Update: 2020-07-02 12:09:18

新型コロナ重症患者への肺移植 韓国で初めて成功

Photo : YONHAP News

新型コロナウイルスの患者に肺を移植する手術が、国内で初めて成功しました。
翰林(ハルリム)大学ソンシム病院は2日、先月21日に新型コロナウイルスによる感染症で肺が線維化した50代女性の患者に肺を移植する手術に成功したと明らかにしました。
この手術が国内で成功したのは今回が初めてで、世界で9番目です。
2月29日に病院に緊急搬送されたこの患者は、重症のため自ら呼吸することができず、搬送直後から人工呼吸器がつけられました。
その後、患者の体内から新型コロナウイルスは消滅したものの状態は悪化し続け、肺が固まってしまう「線維化」が進行したため、重症呼吸不全患者に対して行われる「ECMO=人工心肺装置」を使った治療が施されていました。
手術後の患者の状態は安定していて、現在はECMOなしでも呼吸をすることができるということです。
病院の関係者は、「新型コロナウイルスの患者のなかで、国内では最も重症のケースだった」と話しています。

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