最大野党「未来統合党」の新しい党名は、「国民の力」となるもようです。
未来統合党は31日、非常対策委員会とオンラインによる議員総会を開き、新しい党名を「国民の力」とすることを暫定的に決めました。
未来統合党は、ことし４月の総選挙の前に「自由統合党」や「新しい保守党」などが合併して発足しましたが、わずか６か月での党名変更となります。
党名変更の理由として、総選挙での惨敗を受けての「刷新」と「変化」が必要であることを挙げています。
キム・スミン広報本部長は、国会での記者会見で、「国民のための政党に生まれ変わってほしいという、多くの国民の願いを党名に反映させようと努力した」と語りました。
そして新しい党名について、「国民から出る力」、「国民のために行使する」、「国民をひとつにする力」という３つの意味が込められていると説明しています。
「未来統合党」は、８月13日から21日にかけて、国民を対象に新しい党名の公募を行い、合わせて１万6941件の案が寄せられました。
非常対策委員会によりますと、公募で「国民」というキーワードが最も多く提案された点を考慮して、最終候補の中から「国民の力」を選んだということです。
未来統合党は、１日の常任全国委員会と２日の全国委員会を経て、新しい党名を最終的に決める予定です。