社会
WHOベトナム事務所、ソウル大学に感謝の手紙 雨水の飲料水化施設
Write: 2020-12-08 09:41:19 / Update: 2020-12-08 11:18:52
WHO=世界保健機関のベトナム事務所は、ソウル大学のハン・ムヨン教授が設計した雨水を飲み水に変える施設の性能に満足を示し、ソウル大学と科学技術情報通信部に感謝の手紙を送りました。
「雨水博士」と呼ばれるソウル大学建設環境工学部のハン教授は7日、「先月、WHOベトナム事務所が呉世正(オ・セジョン)ソウル大学総長と崔起栄(チェ・ギヨン)科学技術情報通信部長官宛てに感謝の手紙を送ってきた」として、「去年8月にベトナムの田舎の保健所に設置した、施設の成功が検証された」と明らかにしました。
ハン教授とWHOベトナム事務所によりますと、去年8月29日、ハン教授が設計した16トン規模の雨水の飲料水化施設がベトナム北部ハナム省にある病院に設置され、およそ1年4か月間、稼働した結果、安価な維持管理費で飲み水を確保することができたということです。
この地域は上水の水源に恵まれず、地下水が汚染しているなど、水環境が劣悪な場所でした。
今回の成功を基盤にWHOベトナム事務所は、ハン教授側に対して、ベトナム山岳地域のラオカイ省にも同じ施設を設置してほしいと提案したということです。
ハン教授は、「雨水の飲料水化施設は、韓国が世界で先頭に立っている」として、「開発途上国はもちろん、先進国の飲料水問題を解決していきたい」と語っています。
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