アプリ調査会社のアップアニー(App Annie)は8日、SNSアプリについての報告書を発表し、ことし上半期に韓国人がSNSアプリに1億2300万ドルを費やし、世界で5番目に多い消費支出を記録したと明らかにしました。
それによりますと、1位はアメリカ、2位が日本、3位中国、4位はサウジアラビアでした。
そしてことし上半期に韓国人がもっとも長い時間利用したアプリは、動画投稿サイトの「ユーチューブ」で、もっとも多くの支出を行ったアプリは無料通話アプリの「カカオトーク」、もっとも多くダウンロードしたアプリは中古アプリの「タングンマーケット」でした。
アップアニーによりますと、SNSアプリへの消費支出は、2025年までに全世界で1年間に770億ドルに達すると見込まれ、なかでもライブストリーミングとコンテンツクリエイター関連の支出は、172億ドルに達すると予測しています。
ライブストリーミングアプリは、2018年から毎年平均25%の成長を記録していて、2021年にはSNSアプリ全体の消費支出の76%を占めました。
アップアニー韓国支社長のデビッド・キム氏は、「2021年末までに中国以外の地域で上位5つのSNSアプリの使用時間は、アンドロイド基盤のスマートフォンだけで5兆時間を超えると予想される」と述べ、SNSアプリの成長傾向は当分続くと強調しました。
アップアニーは、今回の報告書で、SNS、コミュニケーション、写真・動画、エンターテインメント分野のアプリを分析しました。