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政治

韓国外相がフランスでインド太平洋会合出席へ ユネスコ事務局長とも会談予定

Write: 2022-02-21 10:49:43Update: 2022-02-21 10:55:07

韓国外相がフランスでインド太平洋会合出席へ ユネスコ事務局長とも会談予定

Photo : YONHAP News

鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官は、フランス・パリで開かれる「インド太平洋に関する閣僚会合」に出席するため、21日に韓国を発ちました。
鄭長官は現地時間の22日に開かれるインド太平洋に関する閣僚会合に出席し、韓半島問題を含む域内の平和構築に向けた韓国の貢献を強調する予定です。
鄭長官は、パリで、ユネスコ=国連教育科学文化機関のオードレ・アズレ事務局長との会談も行い、日本政府による「佐渡島(さど)の金山」の世界文化遺産登録推進について取り上げるものとみられています。
「佐渡島の金山」の登録は来年6月に開催される世界遺産委員会で可否が決まりますが、鄭長官は、今回のパリ訪問で、世界遺産委員会のメンバー国であるギリシャやインド、ブルガリアなどとも二国間会談を行う予定です。
世界遺産委員会の議長国を務めるロシアは登録に反対する姿勢を示しています。
ロシア外務省の報道官は現地時間の9日の定例会見で、「佐渡の金山」のユネスコ世界遺産登録推進について、「我々は韓国側の反応を理解する。日本は第2次世界大戦期間中、日本の指導者たちが犯した犯罪行為を人類の記憶から消すために一貫した措置を取り続けている」と指摘しました。
これについて、ロシアとしては、北方四島をめぐって領有権争いをしている日本をけん制し、ウクライナをめぐる問題で韓国を味方につけたい思惑があるという見方もあります。
インド太平洋に関する閣僚会合では、ウクライナ情勢に関する意見交換も行われるものとみられ、アメリカ主導の共同対応が話し合われるか注目されます。

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