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国際

北韓、金剛山観光地区の韓国企業のホテルを解体か VOA

Write: 2022-03-14 11:07:17Update: 2022-03-14 11:11:29

北韓、金剛山観光地区の韓国企業のホテルを解体か VOA

Photo : YONHAP News

北韓東部の金剛山(クムガンサン)で、韓国企業が設置した海金剛(ヘグムガン)ホテルの解体作業が行われているもようだと、アメリカの政府系メディア「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」が12日、伝えました。
衛星写真サービス企業「プラネットラボ」が今月5日から9日にかけて金剛山一帯を撮影した衛星写真をもとに分析したということです。
写真には、6日を境にホテルの屋上付近が穴が開いたように暗くなっていて、ホテルの手前に重機などが置かれている様子も映っているということです。
海金剛ホテルは金剛山観光地区の海岸に係留されている海上浮遊式ホテルで、南北交流が活発だった2000年にオープンし、韓国企業の現代峨山(ヒョンデアサン)が所有、運営していましたが、2008年に北韓兵士による韓国人女性観光客を射殺する事件が起きたことで金剛山観光が中断し、それ以来、運営されていません。
2019年10月、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は金剛山一帯を視察し、韓国側と合意の上、韓国側が設置したホテルを撤去するよう指示しました。北韓はその後、撤去にとりかかる動きをみせましたが、新型コロナの流行で翌年の2020年1月に撤去を延期すると韓国側に通知していました。
その後、金委員長は去年1月の第8回党大会で発表した5か年計画で、金剛山地区の再整備を指示しています。

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