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サイエンス

PM2.5濃度が減少傾向 韓国

Write: 2022-04-06 09:20:45Update: 2022-04-06 11:00:20

PM2.5濃度が減少傾向 韓国

Photo : YONHAP News

韓国の冬場のPM2.5=微小粒子状物質の濃度は、この3年間、減少傾向を示していることがわかりました。
環境部によりますと、去年12月からことし3月までの全国のPM2.5の平均濃度は1立方メートルあたり23.3マイクログラムでした。
これは、2年前の2019年12月から2020年3月までの平均濃度24.5マイクログラムに比べると5%減少しています。
韓国では、PM2.5による大気汚染のレベルを「良い」、「普通」、「悪い」、「非常に悪い」の4段階に分けて表示していますが、去年12月からことし3月までで、PM2.5の平均濃度が15マイクログラム以下で「良い」というレベルの日は40日で、2年前の同じ時期より12日増えました。
また、平均濃度が36マイクログラム以上で「悪い」というレベルの日は18日で、2年前に比べて4日減りました。
環境部は「政府のPM2.5対策『季節管理制度』の導入から3年で全国のPM2.5の平均濃度は過去最低となり、『良い』の日数なども持続的に改善された」としています。
2019年11月から導入された季節管理制度は、PM2.5の濃度が高まる12月から3月を「高濃度季節」に指定し、石炭発電所の稼働や排出ガス5等級の自動車の運行を制限するなど、排出ガスPM2.5の排出量の削減に向けた対策を集中的に行うものです。

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