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サイエンス

「5月のオゾン濃度、観測史上最大に」 環境部

Write: 2022-06-08 12:11:14Update: 2022-06-08 14:14:18

「5月のオゾン濃度、観測史上最大に」 環境部

Photo : YONHAP News

先月5月の大気中の平均オゾン濃度が、韓国でのこの20年間の観測史上最大となりました。
環境部のまとめによりますと、韓国の5月の平均オゾン濃度は0.051ppmで、オゾン濃度の観測を始めた2001年以降、もっとも高かったということです。
また、先月全国で発令されたオゾン注意報は、前の年に比べて10日増えて18日間でした。
オゾン注意報は、1時間の平均オゾン濃度が0.12ppmを上回る際に発令されます。
環境部は、2010年からことしまでの気象現象を分析した結果、日射量が増え、降水量と湿度が低くなったことで、全国のオゾン濃度が増加したと説明しました。
こうした結果を受け、政府は対策を強化する一方、窒素酸化物を大量に排出している事業者50社と、揮発性有機化合物の飛散排出を行っている事業者160社などを集中的に管理する方針です。
オゾンは、大気汚染物質の窒素酸化物と揮発性有機化合物が紫外線と光化学反応を起こしてつくられ、肺と心臓に有害だとされています。
そのため、オゾン濃度が高い日には、野外活動や激しい運動を控える必要があります。

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