来週、開かれる国連総会に合わせて、ニューヨークで、韓日、韓米の二つの首脳会談が開かれることになりました。
大統領室によりますと、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、来週の国連総会に合わせて、ニューヨークで、日本の岸田首相、アメリカのバイデン大統領と、それぞれ2国間会談を開くことに合意していて、現在、時間の調整を行っているということです。
6月末のNATO=北大西洋条約機構首脳会議の際は、韓日米3か国の首脳会談が短く開かれましたが、今回は30分ずつ2国間で向き合って会談するということです。
関係者は、「韓日首脳会談についても、両国が快く合意している。議題はまだ決まっていないが、韓国が自主的にプロセスを進め、日本とも内密に意見を交わしているため、首脳が会って進行状況を急にチェックする必要もない」と話しています。
尹大統領は国連総会の一般討論演説初日の20日、10人目に基調演説を行い、「国際社会の連帯を通じて韓半島を守り、核の脅威にも共同で対応する」というメッセージを伝える方針です。
北韓の非核化に向けた尹政権のロードマップ「大胆な構想」について、北韓が非難しているなか、大統領室の国家安全保障室は「非核化の目標を断念せず、忍耐強くあらゆる措置を取りながら北韓の決断を促していく」としています。