イギリスの教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」が選定する世界大学ランキングで、ソウル大学は去年より2段階下がって56位になり、延世大学は73段階上がって78位になったことがわかりました。  
 
最新の世界大学ランキングによりますと、韓国の大学ではソウル大学が70.8点で56位、続く延世大学は66.3点獲得して78位につけ、アジアの私立大学では1位となりました。KAISTは64.2点で91位タイとなり100位入りしました。
 
世界1位は96.4点を獲得したイギリスのオックスフォード大学で、7年連続の首位となりました。2位はアメリカのハーバード大学、3位はイギリスのケンブリッジ大学とアメリカのスタンフォード大学がタイでした。上位10位はアメリカの7校とイギリスの3校で占められています。
 
100位にランクインした大学の数は、アメリカが2018年の43からことし34に減ったのに対して、中国は2から7に増え、中国の大学の成長が目立っています。
 
アメリカの経済紙「ウォールストリートジャーナル」は、「アメリカの大学は世界トップレベルの研究施設としてのステータスが低くなっているのに対して、中国の大学は今まで以上にレベルの高い研究成果を出し順位を上げている」と分析しています。