プロ野球、韓国シリーズの第6戦が8日、仁川(インチョン)文鶴(ムナク)球場で開かれ、SSGランダースがキウム・ヒーローズに4対3で勝って対戦成績を4勝2敗とし、4年ぶりに優勝を決めました。
SSGは、デバートの新世界(シンセゲ)グループが2021年に前身のSKワイバーンズを買収し、改称したチームで、SK時代を含めると5回目の韓国シリーズ優勝です。
SSGはペナントレースでも優勝していて、リーグと韓国シリーズの両方で優勝するのは、これで4回目です。とくにことしは、SSGが韓国プロ野球史上初めて、リーグ首位を一度も譲らずに優勝する「ワイヤー・トゥー・ワイヤー」を達成しました。
キウムは、前身のネクセン・ヒーローズ時代を含め3回目の優勝に挑みましたが、惜しくも準優勝となりました。
SSGのベテラン選手キム・ガンミンは、第1戦の9回裏に代打で同点ホームラン、第5戦の9回裏に逆転サヨナラ3ランホームランを放ち、MVPの投票で、記者団の77票のうち42票を獲得し、韓国シリーズの最高齢(40歳1か月26日)MVPに輝きました。