世界中の大学生が出場するスポーツ大会、2027年夏季ワールドユニバーシティゲームズが、韓国の大田（テジョン）や世宗（セジョン）など、忠淸（チュンチョン）地方の4つの市と道で開催されることに決まりました。 
 
国際大学スポーツ連盟(FISU)は現地時間の12日、ベルギーのブリュッセルで開かれた執行委員会で投票を行い、韓国の忠清地方が2027年夏季ワールドユニバーシティゲームズの開催地に決まったと発表しました。
 
2027年8月1日から12日間、忠清地方にある30の競技場で開催され、150の国と地域からおよそ1万5000人の大学生選手が出場する見通しです。
 
大韓体育会の李起興（イ・ギフン）会長は、「政府の積極的な支援と自治体の連携を強調することで、大会の誘致に成功した」と語りました。
 
2年ごとに開かれるこの国際スポーツ大会は、1959年に「ユニバーシアード競技大会」としてイタリアのトリノで第1回の夏季大会が開催され、2023年に開催予定の中国の成都大会から「ワールドユニバーシティゲームズ」に改称されました。