釜山市は27日、世界的に有名な韓国のソプラノ歌手、チョ・スミさんに、2030年釜山万博誘致に向けた広報大使を委嘱しました。
この日、ソウルで開かれた委嘱式には、チョ・スミさんのほか、釜山万博誘致委員会の尹相直(ユン・サンジク)事務総長、朴亨埈(パク・ヒョンジュン)釜山市長、張誠珉(チャン・ソンミン)大統領室未来戦略企画官、李度勲(イ・ドフン)外交部第2次官などが参加しました。
チョ・スミさんは、2005年に釜山で開催されたAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議の開催に貢献した功績を認められ、釜山市の名誉市民となり、2021年には釜山オペラハウスの広報大使に就任するなど、釜山とゆかりが深いアーティストです。
尹事務総長は、「世界が認める声楽家、チョ・スミさんへの広報大使の移植は、国内だけでなく世界中の人々の関心と応援を集めるきっかけとなるだろう」と期待を示しました。
2030年釜山万博の広報大使には、俳優のイ・ジョンジェさんやバーチャルインフルエンサーのROZY、人気アイドルグループのBTSも就任しています。