ポーランドが去年韓国製部品を使用した自走式榴弾(りゅうだん)砲をウクライナに供与したことをめぐって、韓国政府が兵器の輸出を許可したと海外メディアが報じたことについて、国防部は、兵器システムそのものの輸出ではないという立場を明らかにしました。
国防部は8日、「ポーランドが去年ウクライナに供与した自走式榴弾砲は、韓国、イギリス、ドイツなどで製造された部品を使って、ポーランドが製造したものだ」と説明しました。
そのうえで、国防部は、ウクライナに殺傷兵器を直接支援しないという韓国政府の方針に変わりはないと強調しました。
ロイター通信は、防衛事業庁関係者の話として、韓国政府が去年、ポーランドに韓国製部品を使用した自走式榴弾砲のウクライナへの輸出を承認したと報じています。