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国際

米LA近郊で「慰安婦像」設置10周年記念式典

Write: 2023-07-31 10:34:53Update: 2023-07-31 10:53:32

米LA近郊で「慰安婦像」設置10周年記念式典

アメリカ・ロサンゼルス近郊で、旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する少女像の設置から10周年を記念する式典が開かれ、人権団体の関係者や在米韓国人のほか、地元住民ら230人あまりが出席しました。 
 
少女像の設置を主導したグレンデール市の人権団体「賠償と教育のための慰安婦行動」のキム・ヒョンジョン代表は、現地時間の29日に開かれた式典で、「ここ10年間、日本政府が歴史を否定し続ける中で少女像をしっかり守ってきたように、今後も多くの人の関心と支援が必要だ」と訴えました。
 
2013年7月30日に設置されたこの少女像は、ソウルの日本大使館前にある少女像と同じデザインのもので、少女像が海外に設置された初めてのケースです。
 
しかし、設置の翌年、アメリカ・ホワイトハウスのホームページに少女像の撤去を求め、10万人を超える署名が寄せられたほか、敗訴に終わったものの日系の保守団体が市を相手取って撤去訴訟を起こすなど、紆余曲折が続きました。
 
キム代表は、「今日の式典には、韓国系のコミュニティーだけでなく、中国、フィリピン、タイなど様々な背景を持つ人たちが参加している」としたうえで、「多様なコミュニティーの存在感は、一種のプレッシャーになる」と述べました。
 
式典に参加したグレンデール市のブロットマン市長は、「歴史は非常に明白だ」としたうえで、「必ず語り、若い世代に教育しなければならない」と強調しました。

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