北韓の強純男（カン・スンナム）国防相は、今月18日に開かれた韓日米首脳会談を批判したうえで、ロシアと武器の取り引きを行っていることを事実上認めました。 
 
強国防相は24日に発表した談話で、韓日米首脳会談の成果として、3か国がウクライナへの支援に向けた連携を宣言したことに言及し、「反ロシア、反中国包囲網の構築を試みるアメリカの策略の真相が、今回の会談を通して再び明らかになった」と主張しました。
 
そのうえで、「アメリカがアジア地域の操り人形を巻き込んで、ウクライナ支援の機運を高めようとしている」と批判しました。
 
強国防相はまた、「アメリカには、主権国家が地域と世界の安全を守るために行っている国防安全分野における正常な連携についてとやかく言う法的権利と道徳的名分がない」と述べ、「ロシアとの戦闘的団結を更に強化する」と強調しました。
 
この一連の発言は、北韓がロシアと武器の取り引きを行っていることを事実上認めたものだとする分析が出ています。