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政治

尹大統領 公約を翻し夫人担当組織を復活へ 野党は批判

Write: 2024-01-08 12:47:09Update: 2024-01-08 12:51:24

尹大統領 公約を翻し夫人担当組織を復活へ 野党は批判

Photo : YONHAP News

尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、選挙公約にのっとって廃止した、大統領夫人に関連する業務を担当する組織を復活させる方針です。これに対し野党は、夫人に関する不正疑惑から目をそらすための方策だとして批判しています。 
 
大統領室は8日、尹大統領の夫人、金建希(キム・ゴニ)氏に関連する業務を担当する「第2付属室」と呼ばれる部署の設置に向けて準備していると明らかにしました。
 
前政権まで、大統領夫人の予定の管理や随行に加え、衣装の調達などの業務を担当する第2付属室が設置されていましたが、尹大統領は大統領選でその廃止を公約に掲げていて、政権発足とともに廃止となりました。
 
現在は、金建希夫人をサポートする業務は、かつての第1付属室と第2付属室を統合した付属室が担当していますが、金建希夫人をめぐっては、自身が選んだ民間人を付き添いとして大統領専用機に同乗させるなど、公私混同が問題視され、夫人に関する管理業務を適正化するため、第2付属室を復活させるべきだと指摘する声が出ていました。
 
金建希氏をめぐっては、株価操作に関与したとされる疑惑について特別検察が捜査を行うための法案が先月、国会で可決しましたが、尹大統領が拒否権を行使しています。
 
大統領室が第2付属室を復活させようとしていることについて、野党は、「国民の目をそらすことで、拒否権を行使した尹大統領への批判をかわす狙いがある」と、強く批判しています。

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