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社会

韓国の人口 70代以上が20代を初めて超える

Write: 2024-01-11 09:56:45Update: 2024-01-11 09:59:25

韓国の人口 70代以上が20代を初めて超える

Photo : KBS News

少子化が進むなか、韓国の70代以上の人口が、去年、初めて20代の人口を超えました。 

行政安全部は10日、韓国で住民登録をしている人の数は、昨年末の時点で、5132万5329人で、前の年より11万3709人減ったと明らかにしました。

70歳以上の人口は632万人で23万人余り増えた一方、20代は22万人減って620万人でした。

70歳以上の人口が20代より多くなったのは初めてです。

WHO=世界保健機関は、65歳以上の高齢者の数が全体に占める割合が14パーセントを超えた社会を「高齢社会」、21パーセントを超えた社会を「超高齢社会」と定義しています。

韓国では高齢化率が19%となっていて、「高齢社会」ですが、さらに去年は、忠清北道(チュンチョンブクド)と慶尚南道(キョンサンナムド)が「超高齢社会」に突入しました。

これにより、全国17の市と道のうち、8つの地域が「超高齢社会」となり、他の8つの地域も「高齢社会」となっています。

2000年代から首都機能の移転先として整備が進められている世宗(セジョン)市は、高齢社会の一歩手前の「高齢化社会」です。

一方、1世帯あたりの人数をみてみると、4人以上の世帯は減り、単身世帯はさらに増えて41.6%を占めました。

単身世帯の数は1千万人に近い水準になっていて、そのうち38%は60歳以上です。

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