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韓半島

北韓 4月から軍事境界線全域に地雷を埋設

Write: 2024-05-17 15:24:56Update: 2024-05-17 15:43:49

北韓 4月から軍事境界線全域に地雷を埋設

Photo : YONHAP News

北韓が先月から、韓国と北韓の軍事境界線を挟む非武装地帯の北側で、地雷を埋設する作業を進めていることがわかりました。 
 
韓国軍の関係者は17日、「北韓が4月から毎日数百人規模の軍を動員し、非武装地帯で地雷を埋設していて、1千人以上を動員する日もあり、建設機械も投入されている」と述べました。
 
北韓は、京畿道(キョンギド)坡州(パジュ)市、江原道(カンウォンド)高城(コソン)郡や鉄原(チョロン)郡など、戦争が起きた際に攻撃と防御のルートとなる「軸線」だけではなく、山や野原にも地雷と鉄条網を設置しているものとみられます。
 
北韓は、去年12月、韓国側から開城(ケソン)工業団地につながる道路・京義(キョンイ)線や、東海岸を南北に結ぶ陸路である東海(トンヘ)線の非武装地帯にも地雷を埋設しています。
 
北韓のこのような動きは、韓国とアメリカの情報当局に何度も確認され、頻繁に行われています。
 
ことし1月、北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は、最高人民会議で行った施政演説で、「南北の軍事境界線付近にある、南北をつなぐすべてのものを徹底して断ち切る」と話していました。
 
今回の地雷埋設作業は、金委員長の指示に従い、南北の間に目に見える形で「国境」を作るための措置とみられます。
 
韓国軍の合同参謀本部は、北韓軍のこうした活動を監視・追跡しているとし、国連軍とも緊密に協力していると述べました。

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