2週間にわたって暴動が続いている南太平洋のフランス領ニューカレドニアから、フランスの支援で韓国人6人が出国しました。
外交部によりますと、ニューカレドニアに滞在していた韓国人6人が25日、フランス政府からの支援を受け、航空機でニューカレドニアを離れたということです。
外交部は、「現地に滞在している韓国人の安全のため、引き続き、多様な措置を講じていく」としています。
ニューカレドニアでは、先住民の人たちの権利を尊重するため、比較的最近、移住してきた人は基本的に地元の選挙に参加できません。
フランスの議会は、現地に10年以上住むフランス系移民にも選挙権が与えられるよう、憲法を改正する案を議論していて、こうした動きに対して、先住民などが、自身の票の重みが失われると反発し、今月13日に暴動に発展しました。