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政治

安保トップ2人交代へ 対北韓強硬派

Write: 2024-08-13 11:34:58Update: 2024-08-13 15:15:14

安保トップ2人交代へ 対北韓強硬派

Photo : YONHAP News

尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、安全保障を担当するトップに、北韓に対して強硬派とされる人物を内定しました。
 
尹大統領は12日、新任の国家安全保障室長に申源湜(シン・ウォンシク)国防部長官、新任の国防部長官の候補に金龍顯(キム・ヨンヒョン)大統領警護処長をそれぞれ内定しました。
 
安保トップ2人の突然の交代について大統領室は、外交や安保環境が急変する国際情勢を考慮したものだと、説明しています。
 
今回、内定した2人は、いずれも軍の要職に就いていた経験があり、軍事作戦に詳しく、軍の中でも代表的なタカ派とされてきた人物です。
 
これまで尹大統領は、外交や安全保障を総括する国家安全保障室長には外交分野の専門家を起用してきましたが、今回の人事では、軍出身の強硬派が就くことになりました。
 
この背景には、北韓がロシアとの軍事協力を強化するなど、韓半島と国際社会の情勢が急変していることから、「外交」より「安全保障」を優先すべきだとする政府の判断があるものとみられています。
 
このうち、国家安全保障室長に内定した申源湜氏は、去年10月、国防部長官に任命された直後から北韓の挑発に対して強硬に対応する方針を打ち出し、ことし6月には、軍事境界線付近で敵対行為をしないとする2018年の南北軍事合意の効力を停止しました。
 
また、国防部長官に内定した金龍顯氏は、尹大統領の高校の1年後輩で、大統領選挙戦では尹大統領陣営で外交安保分野の公約を総括し、アメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード(THAAD)」の追加配置の必要性を強調しました。

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