ソウル市の呉世勲(オ・セフン)市長は、ソウルへのオリンピック招致に最善を尽くすとしたうえで、「招致さえできれば、黒字オリンピックになる」と自信を示しました。
呉市長はYTNのラジオ番組に出演し、2036年に2度目のソウルオリンピックを開催できるよう、招致に乗り出すと明らかにしました。
呉市長は、「ソウルはすでに大会を開いたことがあるし、2031年までに蚕室(チャムシル)スポーツ・MICE団地が完成する」としたうえで、「施設への投資が必要ないため、黒字は確実である点をしっかりアピールしたい」と述べました。
また、「一般的に、開催から約50年後に再度同じ都市で開催されるが、2036年でソウルオリンピック開催から48年目を迎える」と述べました。
2036年のオリンピックは、すでにインドとインドネシアが招致する意向を表明しています。
ソウル市は、ことし7月の組織変更で、観光体育局に「オリンピック推進チーム」を新設し、2036年のオリンピック招致に向けた準備を開始しました。