韓国軍は、陸上攻撃ヘリコプター「アパッチ」36機を、アメリカから追加導入します。
アメリカ国防総省は19日、韓国に対して、アパッチ36機と関連物資を、およそ35億ドルで販売することを承認したと明らかにしました。
これについて国防総省傘下のアメリカ国防安全保障協力局は、「敵を抑制するための戦力を提供し、韓国の軍事能力を向上させるだろう」としています。
「タンクキラー」とも呼ばれる「アパッチ」は、夜間や悪天候下の作戦にも対応可能なほか、70ミリロケット弾や30ミリ機関砲、空対空ミサイル、そして8キロ離れた敵の戦車やバンカーを撃破できるヘルファイア・ミサイルを搭載しています。
韓国軍は、2017年にもアメリカから「アパッチ」36機を導入しています。
今回の承認によって、韓国陸軍が運用する「アパッチ」は、2028年までに72機に増える見通しです。