メニューへ 本文へ
Go Top

社会

生成AI作成のわいせつ画像拡散 取り締まり強化へ

Write: 2024-08-28 11:53:40Update: 2024-08-28 11:54:11

生成AI作成のわいせつ画像拡散 取り締まり強化へ

Photo : YONHAP News

生成AIを用いて未成年者や大学生らの写真を合成したわいせつな画像がSNSに大量に投稿されている問題で、警察が大規模な取り締まりに乗り出すと発表しました。 
 
警察によりますと、最近、ある大学で女子学生の顔を合成した性的な動画が拡散されたほか、同様の目的で使われた通信アプリ「テレグラム」のチャットルームが相次いで発見されています。
 
被害者のなかには、中学生や高校生など未成年者をはじめ、大学生、教師、軍人なども含まれているということです。

テレグラムは、海外にサーバーを置いているため規制をすり抜けることができるうえ、被害者が被害事実を認知できず、通報が遅れてしまうということです。
 
こうした犯罪手口に対する国民の不安が高まっていることを受け、関係当局は、強硬な対応を取ると明らかにしました。
 
警察庁の国家捜査本部は、今月28日から来年3月31日までの7か月間、取り締まりを強化します。
 
広域自治体のサイバー性暴力捜査チームを中心に、画像の作成から拡散までを徹底的に追い、検挙する計画です。
 
尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領も27日の閣議で、「被害者には未成年者が多く、加害者も同じく10代が多い」と指摘しました。
 
そのうえで、「関係当局は、徹底的に実態を把握し、捜査を通じてサイバー性犯罪を根絶するとともに、健全なデジタル文化が定着するための教育も実施してほしい」と述べました。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >