2000年代に韓流ブームを巻き起こした女優のチェ・ジウさんと俳優のペ・ヨンジュンさん主演のKBSのドラマ「冬のソナタ」が、高画質化などの編集作業を経て、劇場版として日本で封切られます。
制作会社が7日、発表したところによりますと、ドラマ「冬のソナタ」は、来年の冬の日本公開を目指して、劇場版の制作が進められているということです。
映画化は、日本でドラマ「冬のソナタ」が放送されて20年となった去年、日本の配給会社やファンからの要請を受けて決定したということです。
制作会社は、高精細の「4K」にリマスターし、映像の色彩の補正作業により、新しいイメージを与えたいとしています。
また、ドラマのオリジナル・サウンドトラックをオーケストラバージョンで編曲し、再録音します。
ドラマを手掛けたユン・ソクホ監督が、映画化のすべてのプロセスに参加するほか、韓国映画「オールドボーイ」、「シルミド」などを担当したイ・ジス音楽監督も参加します。
ドラマ「冬のソナタ」は、2002年にKBS第2テレビで放送され、翌2003年にNHKのBSで放送、大ブレークし、韓流ブームを巻き起こしました。
日本国内ではいまでも、世界的な人気を集めた韓国ドラマ「イカゲーム」を抜いて、韓国ドラマの人気ランキング1位の座を占めています。