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経済

政府 韓国産のりの国際標準化を発表 英語名を「GIM」に

Write: 2024-11-01 11:27:42Update: 2024-11-01 11:46:35

政府 韓国産のりの国際標準化を発表 英語名を「GIM」に

Photo : YONHAP News

韓国政府が、世界的な人気を誇る韓国産の「のり」の競争力を強化するため、「のり」の英語名を韓国語の発音そのままの「GIM」として表記する国際標準化に取り組む計画です。
 
韓国の海洋水産部は31日、「『のり』産業の競争力強化と受給安定化に向けた対策」を発表しました。
 
その第一歩として、韓国産「のり」のブランド化に向け、「のり」の名称と輸出規格に関する内容をまとめた海外でも通用するための提案書を作成し、国際的な食品の規格を定めるCODEX=国際食品規格委員会に提出する計画です。
 
韓国産の「のり」が国際標準として認められた場合、非関税障壁が緩和され、輸出を促進する効果が期待できます。
 
海洋水産部のソン・ミョンダル次官は、「『のり』は、『黒い半導体』と呼ばれ、輸出産業として成長している」としたうえで、「『のり』は海外で、日本名の『Nori』や英語名の『Seaweed』と呼ばれてきたが、韓国産の『K-GIM』を世界的に認められる輸出商品として発信していく」と述べました。
 
また、海洋水産部は、良質な「のり」の生産を促すため、製品の格付け制度も導入する計画です。
等級別に価格を設定することで、消費者の選択肢を広げ、高級な「のり」をプレミアム商品として活用するなど、2027年までに「のり」の輸出額を10億ドル、およそ1兆3700億ウォンに増やすことを目指します。
 
さらに、「のり」の需要と輸出の増加に伴う価格の上昇に対応するため、生産量の拡大に向けた沖合での養殖を始め、陸上での養殖技術を来年から開発することや水温が高い環境でも養殖できる品種を2026年までに開発する計画です。

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