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社会

第3党「祖国革新党」代表が懲役2年確定 議員職を喪失

Write: 2024-12-12 14:41:42Update: 2024-12-12 16:54:20

第3党「祖国革新党」代表が懲役2年確定 議員職を喪失

Photo : YONHAP News

娘の不正入学に関与した疑いなどがかけられている、第3党の革新系野党「祖国革新党」の曺国(チョ・グク)代表に対し、最高裁にあたる大法院は懲役2年の実刑を言い渡しました。これにより曺代表は議員資格を失い、近く収監される見通しです。
 
大法院は12日、公文書を偽造して子どもを不正入学させたなど、公文書偽造や収賄の罪で起訴された曺代表の上告審で、懲役2年と600万ウォンの追徴金を言い渡した2審判決を支持し、上告を棄却しました。
 
曺代表は、2審判決まで、嫌疑のほとんどに対し有罪となっていましたが、証拠隠滅や逃走の恐れがないとして、身柄は拘束されずにいました。
 
今回の大法院の判決により、曺代表は今後、7年間、被選挙権が制限されるため、次の大統領選挙や総選挙への出馬は不可能となりました。
 
曺代表は、先の総選挙で比例代表として当選していたため、議員職は、名簿順位の次の候補が受け継ぐ予定です。
 
曺代表は、文在寅(ムン・ジェイン)政権時に、大統領府で世論や国民感情の把握に加え、検察と警察の動きをチェックし、大統領の親戚や地位の高い公職者などの不正を監視するなどの役割を担う民情首席秘書官を務めました。
 
その後、文前大統領により、法務部長官に指名されましたが、娘の不正入学などに関与した疑惑で物議を醸し、就任から35日で辞任しました。
 
ことし4月の総選挙では、尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権の早期終息を掲げ、「祖国革新党」を立ち上げ、比例代表として国会議員に当選しました。

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