韓国は、非常に速いスピードで高齢化が進み、65歳以上の高齢者の人口が初めて全体の2割となりました。
韓国行政安全部は、23日の時点で65歳以上の高齢者の人口は1024万4550人で、全体の20.00%だったと、24日、明らかにしました。
高齢者の人口が20%台となったのは、統計を取り始めた2008年以来、初めてです。
2008年に10.02%だった高齢者の人口は16年で2倍に増え、韓国は、国連が定める「超高齢化社会」に非常に速いスピードで突入しました。
国連は、高齢者の人口が全体に占める割合が7%以上は「高齢化社会」、14%以上は「高齢社会」、20%以上は「超高齢社会」としています。
一方、性別ごとの高齢者の割合は、男性が17.83%、女性は22.15%で、女性が男性よりも4.32ポイント多くなっていました。
人口に占める高齢者の割合が最も高いのは、全羅南道(チョンラナムド)の27.18%でした。
ソウルは、17の市と道のうち10番目に高い19.41%、最も低いのは世宗(セジョン)市で11.57%でした。