全国に降った雪と強風の影響で、国内線の空の便にも影響が出ています。
仁川(インチョン)空港公社とその他の空港を管轄する韓国空港公社によりますと、7日午前、全国15の空港で、合わせて34便が欠航し、46便に遅れが出ています。
最も欠航が多いのは、済州(チェジュ)空港の17便で、清州(チョンジュ)6便、金浦(キンポ)5便などとなっています。
厳しい寒さの中、7日午前は全国のほとんどの地域で雪が降りましたが、夜明けとともに首都圏など中北部では雪がおさまり、忠清道(チュンチョンド)と南部地方でも、午後には次第にやむ見通しです。
しかし、忠清道と南部地方では、夜から再び雪が降りだし、8日まで雪が続く見込みです。忠清道と全羅道(チョンラド)、済州島(チェジュド)には1時間に1センチから3センチの強い雪が降ると予想されています。
8日まで予想される降雪量は、済州島の山間部で最大30センチ、全羅北道(チョンラブクト)は25センチ以上、忠清南道(チュンチョンナムド)でも最大10センチ以上積もると見られます。
また、今後も寒波が続き、8日朝のソウルの最低気温が氷点下13度まで下がるなど、週末は氷点下10度前後の冷え込みが続きそうです。
厳しい寒さは、来週火曜日の昼頃から次第に緩む見通しです。