中国・ハルビンで開催中の冬季アジア競技大会で、韓国代表がショートトラックを中心に金メダル11個を獲得し、総合順位で2位につけています。
韓国は開会式翌日の8日から好調を維持し、当初、大韓体育会が目標としていた金メダル11個をわずか2日間で達成しました。特にショートトラックでは、今大会で設けられた9個の金メダルのうち6個を獲得し、過去の最多記録に並びました。
ショートトラックでは、チェ・ミンジョン選手が女子500メートルと1000メートルで優勝しました。また、パク・ジウォン選手が男子1500メートル、キム・ギルリ選手が女子1500メートルでそれぞれ金メダルを獲得しました。また、3人を含む韓国代表チームは、男女2000メートル混合リレーでも優勝し、韓国の強さを示しました。これにより、チェ・ミンジョン選手は3冠、パク・ジウォン選手とキム・ギルリ選手は2冠を達成しました。
スピードスケートでも好成績を収めています。女子500メートルではキム・ミンソン選手、1000メートルではイ・ナヒョン選手がそれぞれ金メダルを獲得しました。さらに、2人にキム・ミンジ選手を加えた女子チームスプリントでも優勝し、キム・ミンソン選手とイ・ナヒョン選手はそれぞれ2冠となりました。
また、これまで苦戦が続いていた雪上競技でも金メダルを獲得しました。スキー・フリースタイル男子ハーフパイプでイ・スンフン選手が、スノーボード男子スロープスタイルではイ・チェウン選手が、それぞれ優勝しました。韓国がアジア大会で、これらの競技の金メダルを獲得するのは初めてです。
韓国は、10日午後3時の時点で、金メダル11個、銀メダル9個、銅メダル9個を獲得し、総合順位は開催国の中国に次ぐ2位となっています。